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一体成型により強固な交点をもつジオグリット(テンサー)を盛土中に水平に全面敷設
することで、土を強く結束し、土構造物の安定化を図る工法です。
従って、道路、鉄道、処分場、河川等の幅広い分野の急勾配な盛土建設に最適な工法です。 |
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比較的広範囲な種類の盛土材が適用できることを特長とし、排水対策を考慮し、現場発生土を
有効に利用することが出来ます。
資材が軽量であり、大型重機が不要で、施工性も優れており、工費の軽減や工期の短縮を
図ることが出来ます。
法面の緑化が可能なため自然景観にマッチした法面を形成出来ます。
法面勾配も、垂直から設定可能で、勾配変化のすり付けにも対応します。
資材は現場で自由に切断できるためコーナーやカーブ、縦断勾配にも対応できます。
他工法に比べ、壁面が柔であり、耐震性にも優れ、沈下にも追従できます。
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テンサーは、ポリオレフィン(高密度ポリエチレン・ポリプロピレン)を原料とする格子状の
ジオグリッドです。
テンサーは連続成型により製造されるため品質は均一で、更に一軸又は二軸方向に延伸する
ことにより必要な強度が付与されています。
原料のポリオレフィンは環境にやさしく耐薬品性に優れ、酸性土やアルカリ性土に対しても安定した性能を示し、又、耐バクテリア性や耐候性も極めて強く問題ありません。
土の連続性を阻害しないので、土の拘束力が強く強固な盛土を形成します。 |
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補強盛土工 垂直と勾配1:0.5
施工地:石巻市桃生地内 H18年施工 |
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補強盛土工 垂直と勾配1:0.5
施工地:石巻市桃生地内 H18年施工 |
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補強盛土工 勾配1:0.5
施工地:仙台市泉区内 H18年施工 |
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テンサーによる従来の盛土本体の補強に加え、法面部にテンサーを敷設し、盛土補強用のテンサー
と接続することで、法面の表層すべり抑制と侵食に対する法面の保護や緑化を可能としました。
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盛土法面の表層すべりの防止
凍上の可能性のある盛土法面の保護・植生
侵食を受けやすい盛土法面の保護・植生
コンクリート法枠に変わる法面の保護
しらす系土壌の盛土工法の保護・補強・植生
1:1程度の盛土補強及び植生 |
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補強盛土工 勾配1:1.2〜1:1.5
施工地:青森県内 |
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ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアルによると、1:1.0より急な勾配は
壁面工を用いる事となっております。
しかし、急勾配同様の壁面材を用いた場合、壁面付近の締固めが困難な事から土のう巻込式が
一般化されておりましたが、施工性に劣り、景観が悪いなどという欠点がありました。
そこで、壁面材を底版用と法面用に分離した構造にし、法面整形後に分割可動型の法面用
型枠を設置する事で、これらの欠点を補う事が可能となりました。
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法面整形及び盛土法先部の転圧が容易で、普段の盛土工として重機施工でき、施工性が向上します。 |
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